5:めるんめい
ID:Y2NiOTEyi(6)

星の遺言・第四章:鏡の奥にいる私

夜。〈アウロラ〉の艦長室は静まり返っていた。
戦闘の報告書も、ヴェルナとの戦術シミュレーションも終わり、ユウは独り、鏡の前に立っていた。

「……また、変化が進んでる……」

シャワーを浴びた後、バスローブを羽織ってもなお隠しきれないものがあった。
胸の膨らみ。丸みを帯びた腰。指先の柔らかさ。
視界の端に映る「女としての自分」は、日に日に違和感よりも“馴染み”に近づいていく。
...もっと見る
[Safari/iOS18.3.2]
[返信] [引用] [編集] [削除]

  👍0  👎0

[2025/04/22(火)23:29:53]

[個人設定] [AD] [管理]
-A.T.B.S.-