若造「お前が剣聖だなんて信じられぬ。ヌくがよい、この俺様が真実を知らしめてくれる」
おっさん「ふぁれふぁれ…ふぃふぁふぁへひほほ…」
若造「……なんて?」
助手「剣聖さまは『やれやれ仕方ないのう』とおおせだ。今朝から入れ歯が見当たらないのだそうだ」ファサ
若造「馬鹿にしやがって、メニモノを見ろ!」ズバサー
...もっと見るおっさん「ふぁふぉう!」
ズバー
おっさん「グエーーーッ」
若造「えっ」
助手「『グエーッ』とおおせだ。さすが剣聖さまだ!わざとお負けになられて後進に道を譲ろうとなさるとは!」
おっさん「ふぉ…腰が…」
助手「剣聖さま、そろそろ整骨院の予約のお時間です。それから今日は病院で腎臓と肝臓と膵臓と脾臓のお薬を処方してもらわねば」
おっさん「いつもすまないねぇ…ふがふが」
若造「」
近おじ「若いの、命拾いしたな、ガッハガッハ」
近おば「やっぱり剣聖さまね!素敵だわ」
若造「」